「まち」をオシャレにおもしろく

昨日は午前中は地震のあとにお付き合いのある地元金融機関の企画で

「経営相談会」的なものに参加し

午後は地元のラジオ局の生放送に出させていただくという

なかなかに濃い一日を過ごした。

 

ラジオは「まえばし創業カフェラジオ」というタイトルで

地元で起業をしたり事業継承したりして頑張っている方を応援する番組。

パーソナリティーは普段から仲良くしてもらっている女性で

仕事の話から、幼いころ同じ学区に住んでいた地域の話なんかをした。

 

そんな一日の中で出てきたキーワードが「まち」という言葉。

 

もちろん「街」であり「町」なのだけれど

僕ら世代には別の意味を持つのだ。

だからひらがなで「まち」

 

小さいころ、いろんな商店やデパートや飲食店が集まった

中心市街地のことを僕らは「まち」と呼んでいて

「まち」へいくことは何よりも楽しみだったし

「まち」へ行けば必ずなにかしらのうれしいことがあった。

「今度の休みはまちに行こうか」は

「今度の休みはディズニーランドに行こうか」と

同じくらいのインパクトのある誘い文句だった。

 

「まち」がそんな楽しみの詰まった場所から

「用があれば行く場所」になってしまって久しい。

 

いろんな取り組みがあり、美味しいレストランや面白いお店も増えてきた。

けれど、まだまだそれは「点」であって「面」にはなっていないと

僕は感じている。

 

自分の「インテリアデザイン」という仕事に向き合う一日を通して

僕はこの「まち」の感覚を共有できる人、共感できる人と

「点」が「面」になり、「面」が「まち」になることに貢献していきたいんだと

「まち」をオシャレに面白くしたいんだと

アタマとココロのモヤモヤがすこし晴れて

漠然としていた想いが少し明確になった気がした。

 

地震の影響でちょっと事務所内がえらいことになったけれど

昨日はなかなかどうしてよい一日だったなと！