コルビュジェと茶道とインテリアと

昨日は都内での打合せ

昼過ぎに打合せが終わったので

「コルビュジェ 絵画から建築へ」を観に

上野・国立西洋美術館へ。

   

 

コルビュジェが設計した建物の中で彼自身の歩みを観るというのは

やっぱりなんとなく感慨深いものがありますね。

 

一階のホールは、そこに展示してある建築模型も含め撮影OK!

一番上の写真、スロープの手すりと奥のバルコニーの手すりが同じモチーフで

この形状は外の階段も含め、手すりが設置されるところには

すべて採用されているよう。

直線で構成された空間に柱やこの手すりのように

曲線を配する感じは「らしさ」だなぁと。

(とくにバルコニーのところは、自分やったら絶対に直線構成の

手すりが合うと安易に答えを出しそうで恥ずかしい)

 

展示自体は建築家「ル・コルビュジェ」になる前の

「シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ」としての絵画を中心とした

芸術活動がメイン。

サヴォア邸の直筆平面スケッチやバスキュラントをはじめとした

オリジナルの家具なども見られるものの

「家具・建築」関連に期待してると肩透かしに合う可能性が大かも。

 

コルビュジェが画家アメデ・オザンファンとともに取り組んだ

「ピュリズム」の絵画は直線と曲線が整然と並ぶ

「比例と幾何によって明快な構図を作り上げる」というもの。

よく似た画風ではあるものの

平面構成に重きを置いたオザンファンにくらべ

コルビュジェのそれは奥行も構成要素の一つとされ

やはり建築家の描く絵だなぁと深く納得するものがありました。

 

コルビュジェのピュリズム絵画の画面構成の

「この並びじゃなくてもいいかもしれないけど、これしかない」

という感じの心地よさが

何かに似ているなぁ……と思って考えを巡らせると

茶道でお茶をたてる際に道具をきちんと揃えたときの

「しっくり感」によく似ていることに気づきました。

 

それはインテリアの小物の配置やテーブルコーディネートなどにもつながるものであって

考えつくして最良の構成にするってやっぱりものすごく大事なんやなぁと

再認識した鑑賞経験でありました。

 

 

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